星の王子さまが愛蔵版になって戻ってきました。
2020年 03月 30日
14歳の時、この本が有名な作品であることは全く知らずに、近所の本屋さんで「面白そうだな」と思って手に取ったことが、この本との出会いでした。
それ以降、お気に入りとなり大切にしていたのですが、20代前半の頃の度重なる転居で、この本を失ってしまい、それがショックでずっと心残りでした。やっぱり又じっくり読みたい、手元に置きたいと思い、今回21年振りに愛蔵版となって戻ってきてくれました。(←思い入れのあるこの本に対しては、こういった表現をしたい)
再び読み返して見ると、まずはいかに昔の自分が今とは異なった解釈をしていたのかを、思い知ることとなりました。
この本が繰り返し繰り返し伝えている、心で見る大切さ。
きつねがしてくれた話は、これからの自分のバイブルとなりそうです。
そして、何より作者の「あの人がひつじをほしがっている、それが、その人のこの世にいる証拠だ。」という言葉に、私はとても救われました。
おそらく多くの人は、実際に上記のようなことを言ってる人がいたら、「何それ、それだけ?他にもっとないの?」と思うかも知れない。
だけど、その人がどれだけ精神的に満ち足りているのかは、目に見える部分からでは他人は決して分かり得ないものだと、私は思うのです。
「大切なものは、目には見えない。」
本当に、その通りだと感じます。
だから、私はこの本を再読し終えた後、自分の「今」を迷うことなく過ごすことが出来るようになってきました。
ちっぽけで、それでいてとても尊い「他でもない自分」。
その命=時間を大事に生きていけるかも知れないと思いました。
「大切なものは、目には見えない。」
本当に、その通りだと感じます。
だから、私はこの本を再読し終えた後、自分の「今」を迷うことなく過ごすことが出来るようになってきました。
ちっぽけで、それでいてとても尊い「他でもない自分」。
その命=時間を大事に生きていけるかも知れないと思いました。
by asami05diary30
| 2020-03-30 11:28
| 読書